全国介護施設入居相談センター
絆楽きらく
〒104-0061 東京都中央区銀座7-13-6
介護付き有料老人ホームとは、２４時間介護が利用料金の変動なく、暮らすことができる老人ホームです。
誰でも、運営できるわけではなく、人員基準・設備基準・運営基準などの条件をすべてクリアし、都道府県から認可を受けなければ介護付き有料老人ホームとして運営することはできません。
介護付き有料老人ホームは、安定した経営と地域への貢献がなければ認可を受けることができないので、運営されている企業は、社会的にとても信用がある企業になります。
外部から介護サービスを受ける、サ高住、住宅型などと違い、介護付きはそのスタッフから２４時間の介護サービスを受けることができます。
介護費用は２４時間受けても、１カ月の利用料金は変わることがありません。
ただ、介護付きホームによっては、上乗せ介護費用を最初から乗せてある場合があるので、その施設に必ず確認しましょう。
介護付き有料老人ホームで提供されるサービスはまず、身体介助です。
食事、お風呂やおむつ交換など排泄の介助をします。
ただ、入居者の方にもずっと介護サービスを行うわけではなく、自分でやれることはなるべく自分でやっていただきます。
介護付き施設では、介護と同時に自立支援も大切に考えておりますので、リハビリの事も考えてそれぞれの入居者に適度なサービスが提供されます。
もちろん、生活支援サービスもあります。
居室清掃、洗濯、買い物など家事全般のサービス、行政の手続き代行、入院中の買い物や洗濯のサービスも提供しています。
入院中のケアもしてくれる施設はほとんどありませんので、とても貴重です。
医療の面でみても、非常に充実しています。
介護付き施設は、看護師の日中常勤が義務付けられています。
日常の健康管理はもちろん、褥瘡などの医療処置も受けることができます。
また、協力医療機関の医師に定期的に診療を受けることができます。
内科、歯科、精神科などです。
医療対応ができるとしても、定期的な痰の吸引や、インシュリン投与など看護師の勤務時間によっては対応できない可能性がありますので、施設に確認してください。
食事については、朝昼晩の三食提供されます。
基本、ほかの入居者と大きな食堂で食べることが多いです。入居者の体調に合わせて、刻み食や、とろみ食、塩分制限食など、治療食に対応している施設もあります。
施設によっては食事が、ビュッフェスタイルになっていたり、和食洋食の選択制になっていたり、食事の時間を選べたり、食堂が二つ以上あったりするなど、
その施設の特徴の一つとなっていることがあります。
介護付き施設でのリハビリテーションもご説明いたします。
介護付き施設の人員基準として、機能訓練指導員を、ＰＴやＳＴの指導員を毎日１名以上配置することが義務付けられていますので、自立の支援も丁寧に行ってもらえます。
施設によっては、遠足や様々なイベントを開催する施設もあります。
介護のケアプランは介護付き施設に所属するケアマネージャーが行いますので、今までのケアマネとは離れることになります。
基本的に、介護付き施設の人員は、施設長・ケアマネ・生活指導員・栄養士・調理師・看護師・機能訓練指導員などがあります。
人員基準が決められているので、人員配置が不足することはありません。
介護付き老人ホームは、すべてが揃った施設です。
介護付き老人ホームは、ほかの有料老人ホームよりも高めになっています。
費用の種類は、初期費用として、入居一時金と月額利用料があります。
入居一時金というのは、前払費用の意味もありますが、施設によって大きく違います。
一時金が０円の施設から数億円する施設もあります。
０円の施設は、その分月額利用料が高くなり、一時金を収めると低くなります。
入居一時金については、途中退所した時など、後々トラブルにならないように説明は、十分に受けて重説もしっかり確認しましょう。
施設によって多少違いはありますが、９０日以内の退所は、クーリングオフがありますので、入居期間の必要費用だけ支払って解約できる制度があるかどうかも事前に確認しておきましょう。
上乗せ介護費についてもご説明いたします。
これはどういった費用かといいますと、人員配置は基本３：１となっていますが、施設によっては2,5：1や2：1になっている場合もあります。
1人の職員が見る入居者が少なくなることで、さらに丁寧なケアを受けることができますが、上乗せ介護費用として入居者に請求しても構わないことになっています。
あとは、通院付き添いや、医療費や買い物代行や、おむつ代、イベント代など、介護保険適用外の利用がある場合、契約書通りに徴収されます。
これを横出し介護費用と言います。
介護付き老人ホームの良さは、
デメリットとしては、利用料金が他の施設と比べて高い場合が多い事です。