全国介護施設入居相談センター

   絆楽きらく

〒104-0061 東京都中央区銀座7-13-6

無料相談受付中
平日  9:00~19:00
土曜  9:00~17:00   休業日  日曜・祝日
        相談なら   きらく 
0120-353-969

特別養護老人ホーム(特養)

特別養護老人ホーム(通称:特養)は、地方自治体や社会福祉法人が運営する公的施設です。
待機人数が多く、なかなか入所できないとよく聞くと思いますが、その通りです。
人気がある理由は、施設の中身より費用の安さにあります。
24時間、介護スタッフから介護サービスを受けることができます。

医療ケアに関してですが、医師が常勤しているところは少ないのですが、施設の協力医療機関が往診を行っていることが多く、施設と医療機関の連携も取れているので
介護、医療ともに安心して生活することができます。
看取り看護も行っていますので、介護度や認知症、医療依存度合いが上がり施設側で対応できなくなったから退所を迫られる、といったことがないのも安心できるポイントです。

特養のサービスですが、生活相談員が、入所受付、申込、家族からの相談、イベント企画など、入居者の身の回りの相談に乗ります。
機能訓練指導員がリハビリを行います。
看護スタッフが、利用者の血圧、血糖値、点眼、爪切り、服薬指導など健康管理を行います。
介護スタッフが、食事、入浴、排泄、レクリエーションなど、介護全般のサービスを行います。
栄養士が、利用者の栄養バランスを考えた献立作りや食材の確保、食事形態の検討を行います。
ケアマネが施設内の利用者を対象とした、ケアプランを作成します。
在宅のケアマネのように、利用者宅に訪問したり、スケジュール管理をすることはありません。

費用ですが、月額利用料は5~15万円ほどです。
多床室、準個室、完全個室と3つの居室タイプがあります。

もちろん、個室の方が居室代は高く設定されています。
また、要介護度が高いほど費用の負担が大きくなります。
非課税世帯なら減額もありますが、貯蓄額もチェックされ1000万円以上あると減額対象から外されてしまいます。

介護サービスも、介護度が高く費用負担が大きいからといって特別なサービスを受けられるわけではありません。
特養の介護スタッフが、利用者ごとにあった介護サービスを行います。

このように人気のある施設でも、デメリットがあります。

  • 待機者が多くなかなか入所できない
  • 医療ケアが弱い
    医師や看護師の数が少ない施設が多い、医療依存度が高いと入所できない場合もあります。
  • リハビリが弱い

特別養護老人ホーム・入所条件

要介護3以上であることが入所条件となります。
ポイント制で順番が決められます。
ポイントの基準は、各都道府県、施設ごとに違いますが、基本は、要介護3以上、介護者はいるのかいないのか、認知症の有無、経済状況や、待機期間なども
目安になります。

これらを各施設でポイントにして、入所判定会議を行い入所の優先順位を決めていきます。
介護度が上がったり、介護していた方の介護力が低下した時などあれば、すぐ施設に連絡してポイントを上げてもらってください。

特別養護老人ホーム・まとめ

特養は、人気はありますが人材不足からしっかり介護ケアが、行き届いていると言える状況ではないと思いますし、医療依存度が高い利用者や看取りケアなどのレベルの高いケアを求められることになります。
今後、この少ない人材でどう対応しなければいけないのかという課題はあります。
課題はありますが、何よりも低価格ですので非常に人気はありますし、現在は、値段設定の低い高齢者施設も増えてきましたので、待機人数も多少減りました。