全国介護施設入居相談センター
絆楽きらく
〒104-0061 東京都中央区銀座7-13-6-2F
ケアハウスとは、社会福祉法人や地方自治体などが運営する福祉施設です。自治体の助成があるために、民間が運営する有料老人ホームよりも費用がかからないのが特徴で、経費老人ホームとも呼ばれています。
主に1人暮らしが様々な理由で困難になった方が入居し共同生活を送る施設です。
入居条件
・住宅型:独居かつ60歳以上
夫婦の場合はどちらかが60歳以上
・介護型:独居かつ65歳以上
要支援1以上もしくは要介護1以上
※ただし要支援は受け入れていない施設もあります。
ケアハウスには『住宅型』と『介護型』の2つの種類があります。
住宅型は、身の回りのことはできるが生活面で1人暮らしが困難な高齢者向けの住まいです。
生活していくうえで介護サービスが必要になる場合には、外部の介護事業所(訪問介護、デイサービス)と契約して介護サービスを受ける必要があります。
個人差がありますが介護度が重くなって自立した生活が困難になると退去しなけらばならない場合もあります。
介護度3を目安に、特養などへの施設の移動を考える必要があります。
介護型は、都道府県の指定を受けた特定施設になりますので、建物内の介護専門スタッフから介護サービスを受けることができます。介護付き有料老人ホームや特養と同じサービスが受けられると思ってください。
つまり、住宅型と同じ生活支援サービスに加えて、入浴、排泄などの介助を受けられますので要介護が上がっても住み続けることができます。
看取りまで行う施設もあります。
また、費用ですが、入居一時金と月額利用料がかかります。
住宅型が大体30万円前後で、介護型は数十万~数百万円と施設ごとにまちまちです。
ただ0円の施設も存在します。
月額利用料は、居室費、管理費、食費、水道光熱費、サービス提供費が含まれます。
別途、医療費、介護保険サービス利用料がかかります。
実際の月額利用料の平均ですが、住宅型が7~20万円前後、介護型も同じく7~20万円前後です。
ケアハウスには2つの大きな特徴があります。
①住宅型も介護型も利用料は、あまり変わらない。
②施設には国の助成金などの補助金が交付されています。
ケアハウスの存在意義は経済状態が困難な方の為に運営されている施設なので、所得の応じて月額利用料が減額される 場合があります。
そのため、家庭的かつ低価格であり介護サービスも受けられるので人気があり、入居しづらい施設の一つです。
●メリット
①比較的に利用料が安い。所得によって利用料が減額される。
②居室は全室個室なのでプライバシーが守られる。(それ以外の浴室、トイレ、キッチンなどは共同です)
居室に持ち込めるものや設備に関しては施設ごとに異なりますので、確認してください。
夫婦で入居できる施設もあります。
③介護型なら要介護度が上がっても住み続けることができる。
④レクリエーションが多いので介護予防になり、友人ができるので孤独感を感じない。
●デメリット
①人気があり、すぐに入居できない可能性がある。
②施設によって設備やサービスの提供に大きな差がある。
例えば、グループホームのように認知症の専門介護スタッフがいるとは限りません。
また、医療ケアも施設ごとにまちまちです。
認知症用のケアや医療行為が必要であれば、施設に確認する必要があります。
入居を検討されるのであれば、一年間くらいの待機があると考えて、施設に見学に行き説明を受けつつ進めていくとよいでしょう。
費用面で見ても、とても魅力的ですが設備やサービスが施設によって大きく違うので判断に迷ってしまうこともあると思います。
・介護保険は住宅型は『居宅サービス』介護型は『特定施設入居者生活介護』を利用する。
・月額費用の目安は住宅型・介護型どちらも7~20万円前後
入居一時金は、住宅型30万円程度介護型数十万~数百万程度。
・介護型は認知症・看取りに対応しているところが多い。
・介護型の介護・看護師の配置は3:1
・全国どこでも申し込みできるが、住民登録している方を優先するところもある。