こんにちは。
早いもので11月に入りました。
朝晩の空気がひんやりして
だんだん冬の気配を感じる季節になりましたね。
この時期になると
「顔がつっぱる」「手がカサカサする」「肌がかゆい」など
乾燥の悩みを感じる方が増えますが
実は、肌の乾燥は「美容」だけでなく
「健康」にも関わっているんです。
今回は、秋から冬にかけての肌の乾燥対策を
お伝えしたいと思います。
《肌のうるおいは、体のバリア機能》
お肌にとっても身体にとっても潤いはとても大切。
肌やのどが乾くと、ウイルスや細菌が入りやすくなります。
つまり「肌をうるおすこと」は「風邪を予防すること」にもつながるのです。
乾燥対策は、“見た目のケア”だけでなく“体を守るケア”でもあります。
《内側からのうるおいケア》
まずは、体の中から整えていきましょう。
冷たい飲み物ではなく、白湯や常温のお水を
こまめに飲むようにすると良いですよ。
食事では、
*かぼちゃやにんじん(ビタミンA)
*ブロッコリーやみかん(ビタミンC)
*ナッツ類やオリーブオイル(ビタミンE)
などの食材を意識して取り入れると、肌のうるおいが保ちやすくなります。
また、たんぱく質もしっかり摂ることが大切です。
お肌のハリや弾力のもとになりますよ(^^)
《外側からのやさしいお手入れ》
続いてお肌のお手入れ方法をお伝えします。
熱いお湯は肌の油分を奪い、余計に乾燥を進めてしまいます
洗顔はぬるま湯でやさしく、こすらず行いましょう♪
化粧水をなじませた後は、乳液やクリームで“フタ”をしてあげてください。
夜は、蒸しタオルで顔を温めてから、軽くマッサージを。
耳の下から鎖骨に向かって手のひらで流すようにすると、
血流がよくなり、フェイスラインもスッキリします。
リフトアップマッサージで血流アップ♪
マッサージをプラスすると、乾燥しやすい時期でも肌のめぐりが良くなり
ハリとツヤが戻ってきます。
以下の手順を、夜のスキンケア後に取り入れてみてください。
-
クリームやオイルを手に取り、顔全体にやさしくなじませます。
摩擦を防ぐため、すべりをよくしてから行いましょう。 -
あご先から耳の下へ向かって、指全体でゆっくり引き上げるように流します。
リンパの流れを意識しながら3回ほど繰り返します。 -
口角からこめかみへ向かって、頬を引き上げるようにマッサージ。
たるみやむくみが気になる方におすすめです。 -
目の下からこめかみに向かって、やさしく指をすべらせます。
目の周りは皮膚が薄いので、強く押さず“なでる”くらいがベスト。 -
最後に、耳の下から鎖骨へ向かって首筋をなで下ろします。
老廃物の排出を助け、顔全体がすっきりします。
マッサージのあと、温かい手のひらで顔を包み込むようにして深呼吸を。
血流がめぐり、心までほっと落ち着きますよ。
《睡眠》
続いて睡眠です。肌は寝ている間に修復・再生されます。
睡眠時間が短いと、乾燥やくすみの原因に。
理想は 6〜7時間以上の質の良い睡眠。
寝る前はスマホを手放し、白湯を一口飲んで体を温めてから休みましょう。
《入浴》
こちらのブログで何度もお伝えしていますが
入浴はシャワーだけで済ませず、湯船にゆっくり浸かることが大切です。
38〜40℃くらいのぬるめのお湯に20〜30分。
血流が良くなり、肌に栄養が届きやすくなります。
お風呂上がりはタオルで軽く押さえるように拭き
3分以内に保湿をしましょう。
《食事》
体のうるおいは食事から。
肌の保湿力を高めるために
・鮭・アボカド・ごま(良質な脂質)
・納豆・豆腐・鶏むね肉(たんぱく質)
・きのこ・わかめ・れんこん(ミネラルと食物繊維)
などをバランスよく取り入れると、乾燥知らずの体に近づきます(^^)
《お部屋と心もうるおいを》
お部屋の乾燥も、お肌には大敵。
加湿器を使ったり、濡れタオルをかけて湿度を保つようにしましょう
(理想は40〜60%)。
寝る前に白湯を一口飲むのもおすすめです。
のどがうるおい、体がほっと温まります。
うるおいは「自分をいたわる時間」✨
お肌のケアをしている時間は、実は“自分を大切にする時間”でもあります。
スキンケアのときに、少し深呼吸をしてみてください。
乾燥した肌だけでなく、心までもうるおっていくような感覚になりますよ。
普段頑張っているご自身に対して優しく声掛けしてあげ
ほっこりした気持ちで秋、冬を過ごしましょう♪
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